成田からパリに到着後、17:58発のTGVに乗りパリ シャルルドゴール空港駅から旅の最初の訪問地フランス第2の都市リヨンへ。
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《2017年フランス旅行記-1-オシャレすぎるエールフランス》
リヨン パールデュー駅までおよそ2時間で到着する予定でしたが、途中何かのトラブルで電車が止まり15〜20分くらい遅れ20:20頃ようやく到着しました。飛行機そして電車と移動移動で疲れてもうクタクタ。
宿泊先のホテル「Citadines Part-Dieu Lyon(シタディーヌ・ パール デュー・ リヨン )」は駅から徒歩15分、トラムでは2駅とあったのでタクシーで行くほどでもないしトラムに乗ることにしました。
駅前のトラムの乗車場所に行き、そこにあった路線図を確認するものの、細かいし土地勘もなく夜で周辺も暗いしでどの方面に乗れば良いのかイマイチよく分からない。夫婦でじっと見入っていたら夫がはっ!として
「カバン見て!」
え?と思いスーツケースの方を振り返ると2つあるはずのスーツケースが1つ無い!
「やられたっ!」
トラムの路線図の方に気が行っていてスーツケースをケアするのをすっかり忘れてしまっていました。それでもそんなに長い時間ではなくほんの1〜2分のことだったと思うのですが。
慌てて辺りを見回すと、すぐ前方に私のスーツケースが見えたので思わず「あーっ!!」と大きい声を出し追いかけ、スーツケースに手を掛けたら犯人は意外にもあっさり手を離してくれて無事に取り返すことができました。
今思うと相手がもし反撃してきたら・・・。ナイフでも持っていたら・・・。そう思うとすごく怖いのですがその時は夢中で追いかけてしまいました。怪我をすることもなく荷物も奪い返すことができて本当に運が良かったと思います。
うちは海外もほとんど個人旅行で行くので、事前の準備も入念にして考えられる防犯対策もしっかり考えてと海外での危機意識は十分に持っていると自負していたのですが、多分日本から十数時間の移動でかなり疲れていたのと、これまでの海外旅行でこのような危ないことが全くなかったから油断してしまったんだと思います。まさに
油断大敵
過信は禁物
ちなみに盗まれそうになったスーツケースには洋服しか入っていなかったので、実際に盗まれてもさほど重大なことにはならなかったのですが、でももし本当に盗まれていたら実害そのものよりも精神的に相当落ち込みますよね。しかも初日に。
こんな感じでかなり不安な旅の幕開けになってしまいましたが、でもこの事があったからその後は気を引き締めて旅に臨めたので良かったかもしれません。
やはりこういう大きなターミナルの駅ではスーツケースなど大きな荷物を抱えた旅行者は格好のカモなんでしょうね。本当、安全な日本とは違い海外ではスリや置き引き、引ったくりなどの軽犯罪は身近にあり、ボケッとしていると被害に合う可能性が高いという事を改めて認識しました。
昼間のパールデュー駅前の様子。置き引き被害には合いそうになりましたけど、リヨンはちゃんと注意していれば比較的治安が良く綺麗で住みやすそうな所でした。