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引っ越し

70代後半の両親の住み替え体験記-その1-

更新日:

約1年前に80歳手前の両親がおよそ40年住んだ家を住み替えしました。

なぜ住み替えすることになったのか、大変だったことなどを記していきます。

実家を住み替えた理由

私が結婚前まで両親と共に暮らしていた都内の実家マンションは築50年超えのエレベーターの無い古いマンションの3階だったのですが、数年前に母が脊椎を圧迫骨折し階段を昇り降りするのが少し大変になってしまいました。

また父も昔、交通事故で出来た膝の古傷で足腰が痛むことも多く、今はまだ2人とも元気なもののこの先ずっとここに済み続けるのは難しいのではないかということになりました。

転居する物件を検討

両親が2人とも元気だとして90歳を過ぎる頃には、同居もしくは介護など生活パターンが変わる可能性が高いと考え、現実的に今後のおよそ10年間を想定して、保有資産と年金など収入、そして支出を洗い出しどのような住まいが可能なのか検討しました。

  1. 賃貸物件
  2. 私の夫の名義でローンを組み同居できる物件を購入
  3. 現金一括で購入できる物件

まず1つ目の賃貸物件について。

高齢者への住居の貸し渋りがニュースにもなっていますが、実際に私も不動産屋さんに聞いたところ仮にいくら貯金があったとしても、しっかりした保証人がいたとしてもやはり高齢者に部屋貸すのを嫌がる大家さんが多いのが現実で、物件はかなり少ないと。また、両親共に賃貸よりは持ち家が良いとの希望が強かったので賃貸物件の選択は無しに。

2つ目については、私は一人っ子なので両親と同居するパターンを想定。

リタイアしている両親はローンを組めないので、頭金を両親が出して残りは夫がローンを組み、同居できる広めのマンションを購入することも検討しました。けれど両親共に自立して暮らすことができる間は同居しないほうがお互い気楽だし、私自身も夫に実家のことで迷惑をかけるのも申し訳ないという思いもあり、最終的に可能な金額の物件を一括で購入するとの結論に達しました。

また幸いにも現所有の部屋は、父の知人が新しい物件が決まって引っ越した後に購入してくれることになっていたので資金の目処が立っていたのは助かりました。

物件探しのため希望や条件を抽出

  • 現金一括購入できる価格
  • 戸建てではなくマンション
  • エレベーター有り又は1階の部屋(母の希望はなるべく低層階)
  • 土地勘がある現在の住まいの近く
  • スーパー又はコンビニが近い
  • できればバス停の近く(東京都シルバーパスを保有していて移動にバスをよく利用するため)
  • 両親の寝室が別々のため2DK以上振り分けの間取り

【つづき】
《70代後半の両親の住み替え体験記-その2-》

次回は物件探しから購入まで

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