リヨンでの大きな目的の一つ、それがリヨンをいやフランスを代表するチョコレート屋さんを訪ねることでした。
衝撃の美味しさ!ベルナシオンのチョコレート
どのサイトを見てもリヨンに行ったら必ず行くべしと書かれているのがこのチョコレート屋さん「BERNACHON (ベルナシオン)」です。
このお店リヨンの1店舗のみしかなく、フランス国内でも一目置かれているショコラティエなのです。
1953年の創業当初からカカオの栽培から製造まで全てを自社で管理している家族経営のお店。それゆえ伝統の製法と高品質を守り続けていられるのですね。
現在は3代目のフィリップ・ベルナシオン氏が継いているのですが、なんとフィリップ氏のお母さんはフレンチの巨匠ポール・ボキューズ氏の娘さんなんだそうです。なんという食のエリート!
結構混んでいたのでパッと目についた6個入りのアソートボックスとベルナシオンを代表する「Le Palet D’or」(パレドール)のボックスを買いました。
どんなもんなんだろう?と食べてみたら…。
何これ!?すっごい美味しい!!
安いものから高いブランドのものまでチョコレートってホント色々ありますが、私の中では間違いなく今まで食べたチョコレートの中で一番美味しかったです。なんだろう?カカオの味が他のチョコレートと全然違う感じがします。中のプラリネやヌガーも甘さがしつこくなく後に残る味と香りがすごく良い。
あまりの美味しさに衝撃を受けました。このチョコレートを買うためだけでもリヨンにまた行きたいと思うくらいです。今はなんでもっと色々な種類のチョコレートをたくさん買ってこなかったんだろうと後悔するばかり。
けれど嬉しいことに来年1月のサロン・デュ・ショコラ 2018で来日するようなのです。ちらっと調べたところお値段はリヨンのお店の数倍!のようですがリヨンに行くと思えば安いもん?かな?
金粉をまぶしたパレドール。ダークチョコレートはカカオの旨味が最大限に引き出されています。
アソートの中にもパレドールが入っていました。ほかのボンボンショコラも全て絶品。
ちなみにこのお店多分リヨンで一番日本人率が高いと思われます。たまたまだったのかもしれませんがその時のお客さんが私たちも含めてほぼ日本人でした!!
ベルナシオン
住所:42 Cours Franklin Roosevelt, 69006 Lyon, フランス
チョコレートの他にもお菓子やケーキも売っていて、隣には素敵なカフェも併設されています。
楠田枝里子さんオススメのフィリップ・ベル
ここは大のチョコレート好きで知られる楠田枝里子さんが以前「マツコの知らない世界」で紹介していたショコラティエで、ベルナシオンと同じくリヨンで必ずおすすめとして上がるショコラティエの1つです。こちらではタブレット(板チョコ)タイプを2種類買いました。
購入したのはタブレットのみでしたが、お会計の後にレモンフレーバーのキャラメルソースの入ったチョコレートを試食でいただきました。コーティングされた外側のチョコレートが割れると中からソースがとろりと現れ、なんとも言えぬレモンのフレッシュな香りが口の中にふわっと広がります。食べた時の驚きと楽しさを引き出すようなチョコレートでお店の技術の高さを感じました。購入したタブレットも後味がしつこくなくすっきりとした甘さでカカオの風味もよくてすごく美味しかったです。
こちらのお店もサロン・デュ・ショコラに出店が決まっていたようで、私たちが日本人だと分かると「1月に日本のサロン・デュ・ショコラに行くのよ!」と言っていました。
もうこれは、サロン・デュ・ショコラに参戦するしかないかも。
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《サロン・デュ・ショコラ (Salon du chocolat) 2018参戦レポート》