歌番組がたくさんあった幼少期やミリオンセラーが続出した90年代と若い頃はかなりたくさん音楽を聴き、ライブにも行ったりしましたがいつの間にか全然音楽を聴かなくなっていました。それでもこの数年はストリーミングで手軽に音楽を楽しめるようになったのでApple musicやSpotifyなどを利用していますが、ちゃんと曲と向き合って聴くというより歌詞が頭に入ってこない洋楽を仕事や家事をしながらBGMとして流すことが多く、相変わらずJpop・邦楽というのは全くと言っていいほど聴いていませんでした。そんな私がたまたまTwitterで流れてきた
「ポルノグラフィティの岡野昭仁が歌うPretenderが良い」
というツイートを目にし、何気にYouTubeを見てみたら・・・「なにこれ!?すごく良い!」と、一気に落ちてしまいました。
そのまま関連動画からさまざまな「歌ってみた」動画を漁っていると、以前はプロではない歌がうまい素人の「歌ってみた」動画ばかりでしたが、現在では特にコロナ以降、芸能人のYouTube参戦もものすごい増えたこともあって、芸能人やプロの歌手が自分の歌ではない曲を歌う動画がたくさんあり、面白くてすっかりハマってしましました。
その中でも私が特に気に入っていて、あまり最近の音楽を聴かない40代にもおすすめの芸能人による「歌ってみた」動画を4つ紹介します。
「Pretender」岡野昭仁
Twitterのトレンドにもなっていたので見た方も多いと思うのですが、こちらが「歌ってみた」動画にハマるきっかけとなったポルノグラフィティの岡野昭仁が歌う「Pretender」です。(歌は5:37〜)
(YouTube:ポルノグラフィティ Official YouTube Channelより)
「Pretender」はさすがに全然Jpop聴かない私でもテレビかなにかで少しは耳にして知ってはいましたが、特に興味を持って聞いたことがありませんでした。でもこの動画を見て改めてすごく良い歌だしめちゃめちゃ感動していましました。
単純に歌の上手さだけではなく、絶対ポルノの岡野昭仁って分かる唯一無二の独特な声と歌い方、並外れた表現力で歌詞の一言一句がストレートにグサグサ心に刺さりまくってきて、これが本物のボーカリストなんだと感じさせてくれます。
本家のOfficial髭男dismのボーカル藤原聡の透明感のある切ない歌声も良いけど、こちらは全く別物で切なさプラス強い哀愁みないなものがあって本家とはまた違った「岡野昭仁のPretender」の世界が表現されているのがすごいです。
ポルノグラフィティと同世代の40代だったらメジャーデビューの「アポロ」からポルノの曲は結構聞いて、カラオケで歌ったって人も多いと思うのできっと改めて岡野昭仁の歌声にハマると思います。
次のページ:しんごちんの「夜に駆ける」