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半年かけて4本抜いた親知らず抜歯体験レポート

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7月下旬:2本目抜歯-右下ー

2回目の抜歯。前回初めて親知らずの抜歯を体験したとはいえ、下の親知らずは上と違って抜くのが大変という話を聞いていたのですが、確かに全然違ってました。

一番辛かったのは顎関節症で特に右側がひどくて口が大きく開かないのに、開き続けないといけなくてそれが本当に苦しかったです。途中何度も顎がカクカクして外れそうになるのを一生懸命抑えていたら、先生に「顎が外れちゃっても入れてあげるから大丈夫」と軽く言われ、「えーそんなこと言われても絶対イヤだー」と必死に耐えていました。

そんな状態で、口の中に器具をグイグイ入れられ下顎を口の中から押さえつけられて痛いし、さらに歯を砕くウィーンっていう機械音もものすごく恐怖でした。それでも後で時間を見たら始めてから10〜15分くらいで抜き終わったようなので多分簡単な方だったのではないかと思うのですが、私の中ではまだ終わらないの?早く終わって!と感じるくらい辛く長く感じました。

2回目の抜歯後も鎮痛剤のおかげで抜いた後の痛みはそれほどでもなかったのですが、口の中で器具が当たって傷ついた痛みと、顎を押さえつけられた打撲のような痛みがしばらく残りました。今回も顔の腫れは特になかったです。

9月中旬:3本目抜歯-左上ー

8月は予約が取れずしばらく間が空いてからの抜歯となりました。抜歯も3回目となり、しかも簡単な上の歯なので気持ちにもかなり余裕が出てきました。抜歯自体は1回目と同じくすぐ終わり楽なもんでした。

ところがその余裕が仇となり抜歯当日、抜歯時の麻酔が切れて痛みが出る前にロキソニンを飲むのを忘れ、次第にズキズキと鈍い痛みが襲ってきました。しかも前回ほどはゆっくり休まずに抜歯翌日からちょこちょこ動いていたら体調を崩してしまい、口内の傷の治りも遅かった気がします。やっぱり体の一部を無理やり取るわけですからそりゃあ体に負担もかかりますよね。

10月下旬:4本目抜歯-左下ー

最後の抜歯。前回下の歯を抜いた時にかなり辛かったので思い出すと気が重かったのですが、今回の左側の顎関節は右ほどひどくないので口を開けるのはだいぶ楽でしたし右の時と比べるとスムーズに終わりました。

前回の反省を踏まえて、抜歯後翌日までは安静にして静養に努めました。

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抜歯後はとにかく休養

一番大切なのは抜歯後に体を十分休めることだと思います。体を傷つける訳ですから体も弱っています。たかが歯を抜いただけと思わずできれば抜歯当日と次の日は完全に寝込むくらいの勢いで体をゆっくり休めてください。回復が全然違います。休日の前とか翌日仕事が休めるタイミングで抜歯することをお勧めします。

抜歯後1ヶ月くらいは食べるのが辛い

抜歯してから1週間後、縫合している糸を取る時に傷口はふさがっていますが、抜いた後の穴が完全に塞がるのが私の場合は大体1ヶ月くらいかかりました。その間は穴にご飯粒や食べかすが入りやすいので、極力抜いていない方で噛むのですが片方だけなので少量ずつしか食べられないし、顎も疲れるし普通に気にせず食事ができるまでは不自由でした。

親知らずを抜歯した感想

抜く前は、周りから聞かされていた恐怖の抜歯体験話もあり、ホント怖かったのですがすべて短時間で終わったし、抜歯後に顔が腫れることもなく、痛みも薬で抑えらえれる程度で想像していたよりははるかに楽でした。多分、幸運なことに私の担当の先生がすごく腕の良い先生だったんだと思います。大学病院の口腔外科だとかなり難しい抜歯や手術を多数こなしているはずなのできっと先生の方でもそれほど大きなトラブルのない私の親知らずの抜歯は簡単な方だったのかもしれません。

でも大学病院でもまだ経験の浅い先生に当たることもあると思いますし、町の歯医者さんでも親知らずの抜歯をたくさんしている経験豊富な先生もいると思うので本当こればっかりは運もありますよね。

ちなみに薬代やレントゲン代などすべて含めて今回かかった治療費は合計17,560円でした。1回1回はたいしたことないけど積み重なると結構かかりました。

思いがけず4本すべて抜くことになった親知らずでしたがもう親知らずの虫歯のリスクもないし、体が疲れた時にうずうずと痛むこともないし抜いてスッキリしました。

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