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ファッション

お気に入りの靴の悲劇と足診断を受けて初めて分かった自分の足のこと

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ショック!

先日ちょっとお出掛けして家に帰って来たら

「靴の底が!」

なんとヒールの部分の底がなかったのです。えええ?何故こんなことになっているのか、歩きにくかったはずなのに帰ってくるまで全く気付かず。。。


この靴は数年前に目白のインポートシューズのセレクトショップ「クレアート」というお店で買ったもので、見た目はそんなにオシャレじゃない"おじ靴"なんですけど手持ちの靴の中で1番歩きやすい靴なんです。

目からウロコの靴選び

昔からどの靴を履いても合わなくて、必ず足が痛くなったり豆を作ったりしていたのですが、数年前に足の診断をして靴選びのアドバイスをしてくれるという「シューフィット神戸屋」さんを知り、長年の悩みを解消すべく診断してもらったところ、「目からウロコの靴選びアドバイス」という診断タイトルの言葉通り、自分の足について全く知らないことばかりでまさに"目からウロコ"でした。

その時まで私はずっと足のサイズが23cmだと思っていたのですが実は1cm小さい22cmで、尚且つワイズ(足の幅)がA~AAと非常に細く、踵も小さ目なことが分かりました。それまで自分はずっと幅広の足だとばかり思っていたからもうビックリ。

どうりで今まで靴がカパカパと脱げやすかったはずです。靴下を履いて紐が付いているスニーカーやすっぽり入るブーツならまだ良いのですが、パンプスだと最悪でいつも歩いているうちに脱げそうになり、必死にこらえながら歩いていました。

そしてさらにつま先の形状をみてもらうと靴のトゥの形はラウンド型がスクエア型が合うことが分かりました。先が尖ったポインテットトゥはオシャレっぽくて可愛いのでよく買っていたのですが、私の足は人差し指と中指が長いのでいつもトゥの三角の細くなるところにちょうど当たって痛くなっていたんですよね。しかも幅が広い靴を履いていたので足が前に滑り細いつま先にどんどん突っ込んでいってたんです。

ちゃんと測ってみると私のように実は思っているよりも幅が細い足の人は多いのだそうですが、一般的に日本人の足は幅広だと言われていますし、日本の住環境に合わせて着脱しやすいように幅がゆったりしている靴が多いので、私のようなタイプの足は「国内で市販されている靴で合う靴はほとんどない」とのこと。そこでそういう人向けに日本でも幅の狭い靴を専門に作っているお店や基本的に日本より幅の狭いつくりの海外の靴を個人輸入出来るサイトや海外通販のサイトを教えてもらいました。

どの靴も合わないなとか、どの靴を履いても足が痛くなるっていう人は一度足診断を受けてみると原因が分かるかもしれませんよ。少し値段は高いですがオススメです。

出会ったシンデレラシューズ

足の診断をしてもらってからすぐに何かの用事があって目白に行った時に、たまたま前出のインポートシューズの靴屋さん「クレアート」を見かけて、個人で経営されているような小さなお店だったのですが海外直輸入なら幅が狭い靴があるかもと思い、こちらの要望を伝え色々出してもらった中の1つがこの靴でした。

試し履きをした時は足は入るものの今までにない幅の狭さに、靴の中にギュっと足を押し入れる感じがしましたが一回馴染むと不思議と楽でサイドからしっかり支えられて遊びがないので歩きやすいんです。そして先が丸いトゥもどこも当たるところがないし、意外と重要な踵の大きさもちょうど合っていてキツかったり、ゆるくて動いたりぜずまさにピタッとくるシンデレラシューズでした。

この靴はLookyというスペインのブランドなのですが、スペインは王室御用達のロエベ (LOEWE)に代表されるように長い革加工技術の歴史があって優れた革製品が多く作られているので、質の高い靴が多く作られているみたいですね。国内にも店舗がたくさんある歩きやすい靴として評判のカンペール(CAMPER)もスペインのブランドです。

値段は確か25,000円くらいだったのですが、それまではどんな靴を履いても合わないから、1年持てばいいやと数千円の安い靴を使い捨てのように買っていたので、自分の中ではかなり思い切った買い物でした。でも今では履くたびに「足に合った靴ってこんなに快適なんだ」と実感する大切な靴です。

そして話は冒頭に戻り、失くなったヒールの底。

記憶を辿ると、地下鉄の駅でエレベーターに乗る時に後ろの人に靴を引っ掛けられたのを思い出しました。その時は特に何も思わなかったのですが、今思うとその弾みでちょうど上手い具合に力が掛かってヒールのソールが外れてしまったのかも。でもそれくらいで取れてしまうのか疑問ですが、本当どうしてこうなってしまったのか、どうにも分かりません。

とにかく早く直しに行かなくては。

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