フランス料理の巨匠ポール・ボキューズの出身地でもあるリヨンは『美食の街』として有名です。
せっかくリヨンに来たので美味しいものをたくさん食べたい!と行きたいところなのですが、実は私も夫も海外に行くと疲れと緊張からかグッと食が細くなってしまうタイプでレストランでの食事が結構辛いんですよ。なので最近はキッチン付きのホテルに泊まり自炊したりお惣菜を買ってきたりして部屋飯を楽しむスタイルになりました。食費の節約にもなりますしね。
そんな私達のニーズにも答えてくれるのが『美食の街リヨン』。素敵な星付きのレストランや気軽で美味しいビストロもたくさんあるでしょうけれど、リヨンの台所「リヨン中央市場 ポール・ボキューズ/Les Halles de Lyon – Paul Bocuse)」にはレストランに負けないくらいの美味しいものがたくさんあります。
市場の中は日本のデパ地下のような感じで肉や魚、野菜などの生鮮食品からお惣菜、ケーキ、パン、お酒まで専門店が立ち並びます。前菜からスープ、肉料理、魚料理、チーズ、デザートとフルコースがこの市場だけで揃ってしまいますし、中華やエスニック・スペイン料理もあり、お魚屋さんではお寿司も売っていてありとあらゆる食材や料理が楽しめます。イートインのお店もあるのでこのように地元の人や観光客で昼も夜も賑わっています。
私たちがリヨン滞在中に市場で買ったものの一部
どれも手が込んでいて本格的なものばかり。左上の豚肉のパテのパイ包みはフォアグラ入り!赤ワインにピッタリで美味しかったです。
デザートも市場内にある「SÈVE」というパティスリーで調達。
見た目にも美しい「Gloss individuel」というフランボワーズのケーキ。複雑に味が合わさっている甘い中身と、外側のフランボワーズの酸味が際立っていました。
もう一つ買った(写真撮り忘れ!)ダッグワースにチョコレートガナッシュが入っている「Eventail au chocolat」というケーキもアーモンドが香り”ふわっ・さくっ”としたダッグワース生地の食感の良さと上品だけど濃厚なチョコレートガナッシュが絶妙で美味しかったです。
LES HALLES DE LYON PAUL BOCUSE内
泊まっていたホテルがこの市場の目と鼻の先だったこともあり、これら以外にも朝食やお昼のパンや、ワインやチーズ、おやつにカヌレやマフィンを買いに行ったりかなり入り浸っていました。
食材やお惣菜の他にもお塩やスパイス、オリーブオイルや缶詰などの食品(お醤油なんかもありました)、チョコレートやクッキーなどのお菓子や手軽でちょっとしたお土産に良さそうな雑貨も売っていました。
リヨンを訪れた際は是非行ってみて下さい。オススメです!